いつもジビエを送っていただいている
館山の猟師さんに会いに行き、
施設の見学もさせていただきました。
館山市では近年、
右肩上がりで猪の捕獲数が増加、
しかしながら以前は
駆除した野生動物の処理は捕獲者に任され
駆除個体のほとんどは廃棄されていました。
そこで館山市は「館山ジビエセンター」を設立、
現在はほぼ廃棄されていた状況から
3割の個体を利活用できるまでになりました。
「ジビエ」というフランスの言葉が
私たちの生活に浸透してきた今、
館山の「獣害」を「獣益」に転換するには、
食から切り拓く利活用、
特に隣の都市部で暮らす私たちの関心と理解、
需要が欠かせないのだと思いました。
今回の訪問時にちょうどタイミングよく
猪が解体されたところだったので、
新鮮な内臓を一通りいただきましたが、
内蔵は焼肉店くらいしか需要がなく、
他の飲食店からはあまり人気がないということでした。
今回はメスの内臓を丸ごといただいてきて、
ポルト酒で煮込みブルーチーズ風味の
オーブン焼きにしました。
今は仕込み中ですが、肝臓はパテにする予定です。
猪をまるッと美味しくしますので、
ぜひぜひたくさんの方に召し上がっていただき、
館山市の取り組みを応援してもらえると嬉しいです☺️